寒い季節にあたたまるお鍋、美味しい鍋料理で綺麗になれたら嬉しくないですか?
今回は、鍋に入れる具材で悩んだならぜひ読んで欲しい内容です。
美容に良いお鍋の具材を14種類紹介しています。
肉・魚介類をはじめ野菜など、何を入れると美容に良いのでしょうか?
干ししいたけと生しいたけ、どっちが美容効果があるのかも分かります。
綺麗になれる鍋の具材、ぜひチェックしてください!
美容に良い鍋料理の具材【肉・魚介類編】

まずは鍋に入れるメインとなる、肉や魚の具材から見ていきましょう。
美容に良い肉・魚介類の成分や効能を分かりやすく紹介します。
美容に良い鍋具材 【牡蠣】
海のミルクとも呼ばれる牡蠣は、美容にもとても良い食品です。
- 亜鉛
- タウリン
- ビタミンB12
亜鉛は免疫力を上げる作用があり、女性ホルモンの活性化にもつながります。
肌細胞のターンオーバーも促進されて、肌の調子が良くなり健康的な肌を維持できるでしょう。
タウリンも血行促進作用があるので、皮膚に栄養が行き届いて肌の調子が良くなります。
ビタミンB12は貧血予防にもなり、血色良くくすみのないツヤ肌に必要な成分です。

牡蠣は片栗粉をまぶして揉み洗うと臭みがなくなります。ぷりぷり感を保つには、沸騰させ過ぎないこと。酒粕や豆乳・味噌鍋が美容にも◎でおすすめです。
美容に良い鍋具材 【鮭】
私は、とにかく鮭の美容効果は凄いと実感していて、積極的に食べています。
ぜひとも鍋の具材にも使いたいですね!
- たんぱく質 (鮭一切れ(80g)に約17.8g)
- ビタミンB12
- ビタミンD
- プロテオグリカン
- EPA
- アスタキサンチン
アスタキサンチンは非常に抗酸化作用が高く、肌の酸化を防ぎアンチエイジングが期待できます。
ビタミンDとプロテオグリカンはコラーゲン生成をサポート、さらに骨を丈夫にして顔周りの骨の衰えの予防にも。
頬のたるみやほうれい線の防止に役立つ成分です。
鮭の良質なたんぱく質は美肌の土台作りに欠かせません。
ビタミンB12とEPAの成分で、肌を保湿しツヤ肌へと導いてくれるでしょう。

鮭は皮ごと使いましょう。皮の部分にコラーゲンやEPAが豊富に含まれています。
ビタミンCを一緒に摂るとコラーゲン生成が活発になるので、たっぷりの野菜も入れたいですね!
美容に良い鍋具材【ぶり】
個人的にぶりが大好きですが、ぶりも美容に良い食べ物で鍋の具材にもおすすめです。
- DHA
- EPA
- ビタミンD
ぶりの脂質が肌の潤いを保ち保湿効果が期待できて、乾燥を防いでくれます。
ビタミンDが肌細胞のターンオーバーを活性化させ、骨密度も強化することでほうれい線や肌のたるみの解消に。
アンチエイジング効果もあり、若々しい美肌が期待できます。

ぶりは鍋に入れる前に熱湯をかけておくと、煮崩れ防止と臭みを取ることができます。
柚子胡椒との相性も良いですね!
美容に良い鍋具材【鶏肉】
鍋に入れる肉類では、鶏肉が美容効果は高いです。
水炊き・豆乳味噌・トマト鍋・サムゲタン鍋、鶏すき焼きなど何にでも合いますね。
- コラーゲン
- たんぱく質
- ビタミンB群
- 鉄分
- 亜鉛
鶏肉はたんぱく質に加え、鶏の皮や鶏ガラにはコラーゲンが豊富で美肌の土台作りに最適です。
ビタミンB群により肌細胞のターンオーバー活性化されて、ニキビや肌荒れも新しい綺麗な肌へと生まれ変わります。
鉄分や亜鉛は肌の免疫力をアップし、血色の良いくすまない肌へと導いてくれるでしょう。

鶏ガラや骨付き鶏を出汁代わりに入れることで、よりいっそうコラーゲンを摂取できます。
美容に良い鍋具材【モツ】
スタミナアップのモツ鍋は、美容にも良い鍋料理です。
モツに含まれる美容成分や効能を見ていきましょう。
- コラーゲン
- アミノ酸
- ビタミンB群
- 鉄分・亜鉛
牛や豚の小腸や皮にあたるモツにはコラーゲンが豊富で、皮膚の真皮層を支えてくれます。
真皮層の土台がしっかりすることで、たるみやほうれい線の予防になるでしょう。
アミノ酸は肌のターンオーバーを活性化させますし、ビタミンB群や鉄分亜鉛により肌のくすみも改善されます。
アミノ酸は細胞修復だけでなく保湿にも良い成分で、もっちりツヤ肌になるために必要です。

モツ鍋にはショウガやニラ、キャベツをたっぷりくわえることで腸活にもなります。
冷え改善でホルモンの分泌も良くなり、肌の調子が良くなるでしょう。
美容に良い鍋料理の具材【野菜編】

鍋料理は手っ取り早くいろんな野菜を摂取できるのも嬉しい点ですよね!
次に、鍋に入れたい美容に良いおすすめ野菜の具材についてまとめました。
美容に良い鍋具材 【ショウガ】
ショウガはどの鍋に入れても合いますし、寒い冬に体の芯からあたたまるのに最適です。
ショウガの美容効能を見ていきましょう。
- ジンゲロール
- ショウガオール
- グルタチオン
ショウガは生ではジンゲロール、加熱するとショウガオールという成分が増えます。
ショウガオールは脂肪燃焼をサポートするので、ダイエットにも良い成分です。
またグルタチオンやジンゲロールは抗酸化作用が高く、免疫力を向上させて肌荒れを改善し肌力がアップします。
グルタチオン効果で肌細胞の生まれ変わりも活性化して、綺麗な肌へと生まれ変わるでしょう。

ショウガは薬味としてすり下ろした生ショウガと千切りしたものを鍋に入れることで、生の栄養分(ジンゲロール)と加熱した栄養分(ショウガオール)の双方を摂取できますよ!
美容に良い鍋具材 【ほうれん草】
綺麗な緑色のほうれん草は美容効果が高く、サッと鍋に入れて食べるのもおすすめです。
- ビタミンC
- β-カロテン
- 鉄分
ほうれん草はビタミンCがコラーゲン生成を促すと共に、強力な抗酸化作用も期待できます。
肌の免疫力がアップし、アンチエイジングにも良く肌のハリを維持できるでしょう。
鉄分は貧血を防ぎますが、血行促進作用もあるので血色の良くくすみのない明るい健康な肌へと導いてくれます。

ほうれん草のビタミンCは水に溶けやすいので、雑炊などにしてスープも一緒に摂取することスープに溶けだした栄養を損ねません。
すぐに柔らかくなるので、食べる間際にサッと入れましょう。
美容に良い鍋具材 【白菜】
白菜は鍋に入れるととろりと柔らくて美味しいですね。
そんな白菜も美容に良い具材です。
- ビタミンC
- 葉酸
- カリウム
- イソチオシアネート
- 食物繊維
白菜で注目したい成分が、イソチオシアネートです。
あまり耳にしない成分ですが、イソチオシアネートは抗酸化作用があり細胞や血管の老化を防いでくれます。
デトックス作用で代謝促進して、便秘解消にも良いです。
白菜は食物繊維も豊富なので、代謝の良いすっきりボディにもおすすめの食品と言えます。
カリウムによってむくみも防げるでしょう。
ビタミンB群の一種である葉酸の美容効果は、肌細胞のターンオーバーや血流を活性化です。
それによりシミやニキビの改善、血色の良い健康的な肌へと再生されます。

白菜は鍋の具材にすれば、水溶性栄養素を残さず摂取できて良いですね!
鶏肉や豆腐などのたんぱく質と一緒に食べると、コラーゲン生成をサポートします。
美容に良い鍋具材 【トマト】
赤いトマトはリコピンがたっぷりで美容に良い野菜の代表です。
トマトは良い出汁も出ますし、爽やかな風味のアレンジ鍋も人気があります。
- リコピン
- ビタミンC
リコピンは抗酸化作用が非常に高く、シミの原因になるメラニン色素を抑制するので紫外線対策にも良い成分です。
血流促進により、健康的なハリのある肌を目指せます。
コラーゲンが分解されてしまうのを防ぐ働きもあり、保湿によりツヤと潤いのある美肌へと導いてくれることでしょう。
ビタミンCもコラーゲン生成をサポートするので、トマトはもっちり肌に欠かせない食品と言えます。
シミが目立たない白い肌に、ビタミンCは欠かせません。

リコピンは加熱することで体内吸収が良くなるので、トマト鍋はおすすめです。
スープごと飲むことで、水分に溶けてしまうビタミンCの栄養もしっかり摂取できます。
美容に良い鍋具材 【にんじん】
キャッロットとはβ-カロテンの「カロテン」が発祥の語ということで、にんじんはβ-カロテンが満載の美容に良い野菜です。
にんじんもいろいろな鍋に入れて美味しく食べることができますね。
- β-カロテン
- ビタミンC
- 食物繊維
- ナイアシン
にんじんのβ-カロテンは、皮膚の粘膜強化やターンオーバー促進に欠かせません。
肌の調子が弱っているとき、ニキビや肌荒れが目立つときにぜひ食べましょう!
抗酸化作用も高く、免疫力も上げてくれます。
ナイアシンも皮膚細胞の再生促進をサポートする成分で、肌荒れ防止に最適です。
皮膚の老化を防ぎ、若々しい美肌を維持するためににんじんはとても良い具材と言えます。

にんじんのβ-カロテンは皮に多いので、皮ごと使うのがポイントです。
油と一緒に摂るとβ-カロテンの吸収力は3倍になるので、油揚げやごま油を鍋に入れるのも◎!
美容に良い鍋具材 【ニラ】
美容に良い鍋具材の野菜に、ニラもおすすめです。
モツ鍋にはニラとキャベツを入れることが多いですが、これは実に素晴らしい組み合わせとなります。
- β-カロテン
- ビタミンC
- アリシン
- ビタミンE
- 葉酸
ニラもにんじんなどと同様に、β-カロテンが豊富で抗酸化作用も高く皮膚の粘膜強化やターンオーバー促進に良い具材です。
ニラのピリッとした成分は、アリシンと呼ばれます。
アリシンの美容効果は、免疫力アップや肌の力の向上です。
アリシンはビタミンB1の吸収を良くする作用もあり、豚肉などとの相性が抜群。
またビタミンEも抗酸化作用が高いですし、葉酸は肌細胞の再生をサポートして血色も良くなります。

葉酸やビタミンcは水に溶けやすい成分なので、鍋にして雑炊でスープもすべて食べるのがおすすめです。
ニラの栄養を損ねないためにも、ニラは最後に入れましょう。
ごま油、にんにくも入れるとアリシンの吸収率がアップします。
豚肉、モツと一緒に鍋にすることでビタミンB1やたんぱく質、アリシンの相乗効果アップ!
美容に良い鍋料理の具材【きのこ・豆編】

鍋料理では、きのこ類や豆類も忘れてはなりません。
美容にどのような働きをするのか、おすすめの具材を紹介します。
美容に良い鍋具材 【しいたけ・干ししいたけ】
鍋具材には、きのこ類のしいたけも非常に美容効果が期待できます。
干ししいたけはどうなのでしょうか?
しいたけや干ししいたけの美容効能を見ていきましょう。
- エリタデニン
- ビタミンD
- βグルカン
- 食物繊維
ビタミンDはほうれい線やたるみをなくすために良い成分です。
ビタミンDは腸管から、カルシウムの吸収をサポートする働きがあります。
ほうれい線は骨密度が低下して骨痩せや頭の骨が委縮することも関係しているため、しっかりとカルシウムを摂って骨密度が下がらないようにしなければなりません。
たるみやほうれい線予防に、ビタミンDが豊富なしいたけはおすすめです。
さらにエリタデニンは血流を良くして血色の良い顔色に、βグルカンは免疫力アップで肌荒れを改善してくれます。
Q.「鍋に干ししいたけを使ってもいいの?」
A.「干ししいたけは、生のしいたけの10倍ものビタミンDが含まれています。肌のたるみやほうれい線防止に、干ししいたけは最適です。
さらにグアニル酸という旨味成分が豊富で代謝促進作用もありますし、食物繊維も生の2倍。
生のしいたけに含まれるβグルカンやエリタデニンなども勿論配合されています。
そのほか保湿力は肌の潤いをアップするトレハロース、肌細胞のターンオーバーを促すビタミンB群も豊富です。

鍋には、生しいたけも勿論良いけれど、上記のとおり栄養満載の干ししいたけを使うことでより高い美容効能が期待できます。
干ししいたけの場合は、戻し汁も一緒に鍋に入れましょう。
美容に良い鍋具材 【豆乳】
豆乳鍋に使う豆乳は、美容に良い食品です。
豆乳の栄養成分や効能は以下になります。
- 大豆イソフラボン
- 大豆たんぱく質
- サポニン
- レシチン
- 鉄・葉酸
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをしてホルモンの分泌を活性化します。
ホルモン分泌が正常化すると肌の調子も整います。
また豆乳は良質の大豆たんぱく質を摂取できるので、美肌の基本となる土台を作るサポートにも。
肌細胞膜の修復をするレシチンや、高い抗酸化作用でアンチエイジングになるサポニンも摂取できます。

豆乳鍋には、無調整豆乳を使いましょう。無調整が大豆成分が濃いので美容成分も豊富です。
美容に良い鍋具材 【白滝】
白滝とは
- 不溶性食物繊維
- カルシウム
- 鉄分
- カリウム
不溶性食物繊維は腸内の蠕動運動を活性化させて便秘を改善し、肌荒れやくすみを改善します。
カルシウム摂取で骨密度が強化されて、頬のたるみやほうれい線の緩和にもなるでしょう。
鉄分は血の巡りを促進して血色良い顔色を、カリウムはむくみ防止成分です。

白滝は低カロリー低糖質なので、ダイエット中の鍋にもおすすめです。
味噌やショウガ鍋で、腸活にも適しています。
鍋に入れたい美容に良い14種の具材とは?干ししいたけは?綺麗になる鍋料理を紹介!のまとめ
鍋料理で綺麗になりたい人のために、おすすめの美容に良い具材を紹介しました。
美容に良い鍋の具材を改めてまとめておきます。
- 美容に良い鍋具材 【牡蠣】
- 美容に良い鍋具材 【鮭】
- 美容に良い鍋具材【ぶり】
- 美容に良い鍋具材【鶏肉】
- 美容に良い鍋具材【モツ】
- 美容に良い鍋具材 【ショウガ】
- 美容に良い鍋具材 【ほうれん草】
- 美容に良い鍋具材 【白菜】
- 美容に良い鍋具材 【トマト】
- 美容に良い鍋具材 【にんじん】
- 美容に良い鍋具材 【ニラ】
- 美容に良い鍋具材 【しいたけ・干ししいたけ】
- 美容に良い鍋具材 【豆乳】
- 美容に良い鍋具材 【白滝】
鍋のスープにもたくさんの栄養成分が浸透していて嬉しいですね!
何を入れても美味しいお鍋、ぜひ美容に良いお気に入り具材で作ってみてください。
肉も魚も野菜もきのこも、綺麗になる成分がたっぷりです。
 
  
  
  
  


