40代からの肌悩みでトップに上がってくる、ほうれい線。
口元のシワは一気に老けて見えるので、何とかしたいですよね。
この記事を読めば、ほうれい線の肌悩みを何とかすべく、ほうれい線をなくす食べ物が分かります。
私自身、疲れているときや食生活が乱れるとほうれい線が目立ちますが、食べ物でマシになることも多いです。
日々の積み重ねは必ずと言って良いほど肌に影響を及ぼします。
果たしてほうれい線をなくすのに良い食べ物は何なのか参考にして下さい。
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そもそもほうれい線はなぜできる?

そもそもほうれい線はなぜできるのか、これには以下のような原因があります。
- 老化によって表情筋が衰える
- 体内のコラーゲンやヒアルロン酸が減少する
- 真皮構造が減少して肌がたるむ
- 骨密度が低下し顎の骨が痩せる
ここで注目すべきは、ほうれい線の原因は皮膚のトラブルというだけではないことです。
表情筋という筋肉や骨密度までも関係していることを知っておきましょう。
それぞれ解説します。
老化によって表情筋が衰える
ほうれい線の原因は、老化により表情筋が衰えることが原因のひとつです。
若いときに比べると筋肉量も落ちてくるのは仕方ありません。
コロナの流行りがあったせいでマスク生活を強いられ人と会う機会が減り、尚のこと口周りを動かして喋ったり笑ったりできなくなりました。
口周りの筋肉を使わないことで、年齢による衰えにさらに輪をかけて表情筋が弱まってしまいます。
その結果口周りがたるみ、ほうれい線という口元の肌トラブルになって表れてしまうのですね。
体内のコラーゲンやヒアルロン酸が減少する
ほうれい線は、体内のコラーゲンやヒアルロン酸量が減少してふっくらとしたハリがなくなることが原因です。
人間の体には本来、コラーゲンという保湿成分とヒアルロン酸という保水成分が存在していますが、年を取るにつれてこれらの成分はどんどん減ってしまいます。
これらは保湿保水成分ですから、減少してしまうと皮膚は乾燥しやすくなりふっくらとした膨らみやハリもなくなることに。
そしてシワやたるみが目立つようになり、口周りにはほうれい線ができてしまうのです。
真皮構造が減少して肌がたるむ
ほうれい線の原因は、真皮構造が減少して皮膚の層が薄くなっていくことも理由です。
人間の皮膚は「乳頭層」「乳頭下層」「網状層」の3つの層が重なり構成されていますが、年齢と共に真皮と表皮が減少してしまいます。
これはヒアルロン酸などが減ることや肌細胞が正常にターンオーバーする力がなくなる為です。
こうして真皮構造が薄くなっていくと肌のハリが失われ、口周りの凹みが目立ちほうれい線となります。
骨密度が低下し顎の骨が痩せる
ほうれい線は骨密度の低下も原因であり、骨が脆くなることで頭蓋骨が狭まり口周りのシワやたるみが増えます。
骨痩せするとほうれい線がくっきり深くなるので、要注意です。
顎の骨が脆くなると噛む力にも影響し、口周りの筋肉もたるみます。
女性は妊娠や更年期に骨密度が低下するので気を付けましょう。
ほうれい線をなくす食べ物8選

ほうれい線をなくすには、スキンケア用品だけでは改善できなさそうですね。
しっかりした筋肉や骨を作るために、毎日の食べ物の見直しも重要です。
ほうれい線をなくす食べ物には次のようなものがあります。
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それぞれの成分が、ほうれい線にアプローチします。
詳しく見ていきましょう。
1.卵(たんぱく質)
ほうれい線をなくすには良質のタンパク質が不可欠ですので、たんぱく質を手軽に摂れる卵は毎日食べたいですね!
人間の体の皮膚細胞はケラチンというたんぱく質でできており、たんぱく質が不足すると皮膚のハリがなくなりたるみやすくなります。
たるみがひどくなるとほうれい線が目立つので、是非とも卵で補いましょう。
成人の場合、たんぱく質の摂取量は男性は75~95g女性は55~75gとされており、卵1個で約6gのたんぱく質を摂取できますよ!
2.鶏肉(たんぱく質・コラーゲン)
ほうれい線をなくす食べ物として、たんぱく質が豊富な肉が挙げられますが中でも鶏肉が良いです。
鶏肉で注目すべき成分は、たんぱく質とコラーゲン。
前にも述べた通り、たんぱく質を十分に摂取することで肌細胞のたんぱく質を補えてたるみを防ぐことができます。
特に鶏肉の手羽先や皮部分にはコラーゲンが豊富です。
コラーゲンは保湿成分であり、肌を乾燥から防ぎふっくらとハリが出ることでほうれい線を目立たなくさせますよ。
3.アボガド(ビタミンE)
ほうれい線をなくすには、ビタミンEが豊富なアボガドがおすすめです。
ビタミンEは抗酸化作用があり、肌が酸化して老化するのを防いでくれます。
ほうれい線は肌の老化によって余計にひどくなるので、若々しいハリのある肌に回復させるためにビタミンEは重要です。
アボガドのほかにも、オリーブオイルやウナギ、アーモンドもビタミンEが含まれています。
4.しいたけ(ビタミンD)
ビタミンDたっぷりのしいたけも、ほうれい線をなくすために必要な食べ物です。
ビタミンDは腸管から、カルシウムの吸収をサポートする働きがあります。
ほうれい線は骨密度が低下して骨痩せや頭の骨が委縮することも関係しているため、しっかりとカルシウムを摂って骨密度が下がらないようにしなければなりません。
そのためにはビタミンDを含む食べ物を積極的に食べることが大切です。
ビタミンDはしいたけなどのキノコ類、カツオ、アンコウの肝などから摂取できます。
5.小魚(カルシウム)
ほうれい線をなくすには小魚を積極的に食べてカルシウムが不足しないようにしなければなりません。
なぜならほうれい線が目立つのは、骨密度が低下して頭蓋骨が縮小してくることも大きな原因だからです。
いろいろな魚がありますが、ちりめんじゃこやカタクチイワシ、煮干しなどの小魚は頭から尾まですべて食べることができて手軽ですし栄養価が非常に高いと言えます。
おやつとして、煮干しとアーモンドのおつまみを食べるのはほうれい線予防にも良いですね!
鮭(プロテオグリカン)
あまり聞き慣れないかも知れませんが、プロテオグリカンという成分もほうれい線予防に役立ち、鮭に多く含まれています。
プロテオグリカンがほうれい線に良い理由は以下です。
- 減少する真皮構造を支えてくれる
- 肌細胞のターンオーバーの活性化
- ヒアルロン酸やI型コラーゲンの生成サポート
- 高い保水力
- ハリをキープする
プロテオグリカン自体に高い保水作用があり、肌のたるみを引き上げてくれるのでほうれい線改善に繋がります。
さらにヒアルロン酸やコラーゲン生成の促進、真皮構造を回復させるなど、肌悩みにアプローチしてくれる重要な成分です。
6.トマト(ビタミンC・リコピン)
ほうれい線をなくすためにおすすめの食べ物は、ビタミンCとリコピンが豊富なトマトです。
ほうれい線は体内の保湿成分であるコラーゲンが不足していることが原因の1つであり、コラーゲンを生成するにはビタミンCが欠かせません。
トマトはビタミンCが豊富な上に、注目すべきはリコピンです。
リコピンは抗酸化作用が非常に高く、肌の老化を防ぎ若々しく保つことができます。
トマトを毎日食べることで、若々しく潤った美肌を目指すことができてほうれい線改善を目指すことが可能です。
リコピンはほかにはスイカにも含まれています。
7.納豆(植物性たんぱく質・大豆イソフラボン)
大豆イソフラボンが豊富な納豆も、ほうれい線をなくすのに良い食べ物です。
納豆は植物性たんぱく質が豊富で、前に述べた卵や肉の動物性たんぱく質と双方をバランス良く食べると良いでしょう。
また納豆がほうれい線予防になるのは、大豆イソフラボンの働きが大きく関係しています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンの働きを活性化させるので、ホルモンが減ってきて肌が弱っているときに代理になるのです。
特に40代に入り更年期になってホルモン分泌が減っているときは、大豆イソフラボンを積極的に摂取しましょう。
私も40代に入ってほうれい線が目立つようになってきたので、更年期障害の緩和する為にも肌の状態を回復させる為にも納豆を毎日食べています。
納豆以外にも、豆腐や豆乳、黒豆にも大豆イソフラボンは含まれています。
ほうれい線を作るNG食べ物

美味しくてついつい食べてしまう食べ物が、実はほうれい線を作っていることもあります。
気を付けるべきは、肌の糖化と酸化です。
砂糖をたくさん含むジュースやお菓子やラクトアイス、甘い菓子パンなどは食べ過ぎないようにしましょう。
また揚げ物は量に気を付けると共に、揚げてから時間が経ったものは控えます。
なぜなら油が酸化しており、それを食べることで皮膚も酸化してしまうからです。
もうひとつほうれい線を増やしてしまうのは、ビールや酎ハイなどのアルコール飲料です。
アルコールは代謝する際にビタミンCを必要とします。
それゆえに、たくさんお酒を飲むとビタミンCが奪われて体内吸収されません。
ビタミンCが不足するとコラーゲンも不足し、ほうれい線もひどくなってしまうのでお酒はほどほどに。
ほうれい線が気にならなくなった!40代から摂りたい食べ物8選のまとめ
40代になるとひどくなる肌悩みのほうれい線、その原因は皮膚の問題だけでなく骨や筋肉にも関係していることが分かりました。
改めて、ほうれい線をなくす8つの食べ物をまとめておきます。
肌の糖化と酸化はほうれい線を増やしてしまうので、甘い物や時間の経った揚げ物には気を付けましょう。
アルコールもビタミンCを奪ってしまうので飲み過ぎ注意です。
いろいろな食べ物を美味しく栄養バランス良く食べるのが何より!
ほうれい線の肌悩みは、体の中から解消していきましょう!